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am 9. Nov Today’s Akiko / サントリーホールにて


Mit dem grossen Chor habe ich in Suntory-hall gespielt. Es war ein toller Abend.

武蔵野合唱団さんの60周年記念の定期演奏会にて伴奏をさせていただきました。指揮は小林研一郎先生、曲目は三木稔のレクイエムです。ピアノ2台版で、伝統ある大合唱団とともにサントリーホールをコバケンワールドで満たすことができた満足感は忘れ難い経験となりました。

このレクイエム(通称「三木レク」)は、2年前に早稲田大学グリークラブOBによる演奏会でも小林先生のタクトのもと演奏した経験がありました。その時は男声だけによる版でしたから、同じ曲とはいえ印象がずいぶん違うように思います。男声版は大地の奥底から揺さぶられるような深い世界であるのに対し、女声が加わる今回の版は地上を温かみで満たすような感じがします。どちらも素晴らしく、合唱の世界の幅広さを教えられた気がします。三木レクの歌詞は南ポリネシアに伝わる挽歌「ヴェラの挽歌」がもとになっていて、死者を弔う真剣なまなざしに心打たれるものがあります。団員さんに勧められて読んだ大林太良「葬制の起源」という本にこの詞が載っており、この良著出会えたことも意義あるものとなりました。お世話になった皆様、ありがとうございました。