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am 8. Mai Today’s Akiko / 邦人作品

本日は7月に本番を迎える稲門グリークラブさんの練習におじゃまさせていただきました。今回ご一緒させていただくのは大中恩先生の「島よ」(男声合唱版)です。

以前、大中恩先生の日本歌曲を伴奏したことがあり、その時に日本語の美しさが自然に音にのっていて本当に美しい曲だ、と感激した思い出があります。大中先生の他の作品も演奏してみたいな、とずっと願っていたので、今回取り組めることに幸せを感じます。「島よ」も力強さと優しさに満ち溢れた素晴らしい曲!

稲門グリーさんとご一緒するのは今回で5曲目となり、今までご一緒したすべてが邦人作品です。

普段、私がソロや室内楽で演奏する作品はショパンやベートーヴェン、ブラームスといったようにヨーロッパの作品がほとんどを占めています。その作品が生まれた背景、その作曲家が話していた言語やその時代の様式感といったものを注意深く「学び」、血肉にしていく作業を続けていますが、合唱で出会った邦人作品は、日本語の歌詞がついていることもありますが、「肌で感じる」「しっくりくる」ことがとても多いように思います。もちろん歌詞の意味を掘り下げていくことはとても大変なことですが、なんというか「背伸びしなくても大丈夫」というような安心感があるように感じるのです。合唱と出会っていなかったら、こんな素敵な邦人作曲家の作品には巡り会えなかったと思うと、お声をかけてくださる稲門グリーさんに本当に感謝です!

稲門グリーさんの「日本語」にこだわった演奏をぜひ聴きにいらしてください!

2016.7.18 祝 東京芸術劇場大ホールにてお待ちしております。