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am 22. Apr. Today’s Akiko / 大麦の会

中学2年生の時から大学卒業までお世話になった植田克己先生が、この3月で東京藝術大学をご退任されました。ご退任にあたって、先生への感謝の気持ちを門下生で形にできないかということで、門下の先輩ピアニストである丸山滋さん発案のもと実行委員会が立ち上がり、先生と門下生有志による演奏会が2年越しに計画されました。そして本日は、その演奏会「大麦の会」の日でした。プログラムは、人気ピアノデュオ2組による2台8手版ブラームスの「大学祝典序曲」で幕を開け、植田先生によるベートーヴェンの「告別ソナタ」。休憩を挟んだ後は、先生がテーマ(アリア)を弾き、門下生有志30人で変奏を繋ぐバッハの「ゴルトベルク変奏曲」。私はゴルトベルクの第4変奏を演奏させていただきました。

このゴルトベルク、何度か皆でリハーサルをして、その度に先輩後輩の素晴らしい演奏に刺激を受けました。自分なりに練り直し、またチームワークも確認しながら、とにかく先生への感謝の気持ちを込めたいという思いで本番がスタート。先生から受け継いだアリアをそれぞれが魂を込めて繋ぎ、また最後のアリアを先生が演奏されました。最後の第30変奏はポップス界などでも大活躍する榊原大さん。大さんから先生に繋ぐところでは思わずこみ上げてくるものがありました。80分の大曲ですが、会場も奏者も一つになった稀有な演奏会になったと思います。学生時代は先生が企画してくださった試演会「麦の会」で様々なことを学んできましたが、今回の「大麦の会」も私にたくさんの気づきと刺激を与えてくれました。

支えてくださった皆様、いらしてくださった皆様、何より植田先生と門下の皆々様、本当にありがとうございました。

そして打ち上げは、中学3年から先生のもとで一緒に学んだ同級生碓井俊樹くん企画。なんと、宴会列車を借り切って行われました。名付けて「植田号」!先生が車掌となって検札に回ってくる粋な演出もあり、あっと言う間の上野−雀宮間でした。先生は知る人ぞ知るテッチャンなのですが、実際テッチャンの間でも話題の列車だったようです!You Tube の動画を貼り付けいたしますのでどうぞご覧下さい♪